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エジプト綿入り木綿布団をつくる社会的意味(その1)

暫くのご無沙汰だったが、私は【エジプト】とテレビでのスポーツ観戦に夢中だった。
どうしてエジプトなのかと言えば、それはエジプト綿入り木綿布団を作るにあたって、「エジプトの綿花栽培ならびに綿業史」を調べたのであるが、これが結構と苦戦で、なかなか充分な資料がない。エジプト大使館や商社に問い合わせてみたり、それに係る研究論文を検索したりと、大変だった。
そんな中で、ようやく見つけたのは「アジア経済研究所」が発行した[エジプト綿業論]と言う秀作。1966年に350円で発行され、アマゾンで一冊だけ在庫があり、かなり高かったが購入した。

もう随分と昔になるが学生時代に学んだ西洋史とは視点が全く異なり、西洋の繁栄はアフリカ諸国の苦悩と貧困に繋がる。とは言うものの、それまでのエジプトが豊かであったかと言えば、オスマン帝国の支配下にあり、農民の暮らしは貧しかった。
オスマン帝国、フランス、イギリス、ソ連、アメリカ等々の先進諸外国に翻弄されながらではあるが、エジプトの歴史が刻まれて行く姿に、私はエジプト綿を手にしながら、複雑な感慨に耽ってしまう。これに付いての私のレポート「エジプト綿入り木綿布団をつくる社会的意味について」は、長くなるのでど<a href=http://azuti.blog116.fc2.com/blog-entry-33.html>安土ブログ</a>に掲載したので、お暇な方は一読あれ。

さて、「現在のエジプトの農民の暮らし振りはどうか?」に付いては、なかなか調べる術がない。「それではエジプトへ行ってみるか。、」も難しく、現地の商社に問い合わせて貰ったところ、返事が返って来た。

= = = = = =

Life of Egyptian farmer has improved over the decades as economy
was performing well and demand for agriculture products was good. Of
course, this may change the coming period with the economic crisis!
Anyway, child labor is prohibited in Egypt and is no longer present in
agriculture as nowadays children go to school. However, the practice
of children helping the parents on the farm during harvesting is still
one of the characteristics of the Egyptian village. This is not
considered child labor!

(下へ続く)
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エジプト綿入り木綿布団をつくる社会的意味(その2)

(上からの続き)

エジプトの農家の暮らしに関しては、経済状態が良好であったことから、近年改善されてきているものの、昨今の経済危機によってこの状況も変わりうるだろう。
しかしながら、綿産国で時に問題視される”児童労働”問題に関してはエジプトでは基本的に行われていない(お手伝い程度は行われている模様)とのこと。

= = = = = =

リーマンショックはエジプトにも波及しているらしく、現在の不景気が尋常ではないことが、ここでもうかがえる。

レポートでも示した様に、19世紀初頭に450万人であったエジプトの人口が、現在では7600万人と、なんと20倍近くに激増している。農民が栽培する綿花の買い入れ価格に付いては、以前は国際相場の35%であったが、現在では民主化され62%へと向上しているものの、食料自給は輸入に頼らねばならない等、世界的な人口問題の出口は多難だ。

と、まあー、こんなことに頭を使っていた毎日だが、WBCは欠かさずテレビ観戦した。
私は、これと言ってスポーツをする訳ではないが、テレビ観戦が大好き。
明日は、母校の彦根東が21世紀枠で出場するし、真央ちゃんのスケートも近いし、サッカー・ワールドカップの最終予選だってある。

本を読んだり、ネットで検索したり、テレビに齧り付いたり、とタタミ一畳程度の狭い空間で過ごしている私であるが、そこから世界が広がるのだから、人間って不思議だとつくづく思う。
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「エジプトの畑で採れるワタセの布団」 (その1)

下記の本で、ベンツの高級車とワタセの「もめん布団」に共通点を見つけた。
これまで私と会社が、天然繊維にこだわった布団づくりを進めて来た事が間違いではなかったと、ますます自信を深めた次第である。

<Img Src="http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/hon-imgs/2190.jpg" Align="left" Hspace="20" Vspace="20">
この本のタイトルは「アマゾンの畑で採れるメルセデス・ベンツ」
サブタイトル「ベンツの内装材はアマゾンの僻村の使用済みココナッツだった。」

以下、引用させて頂きつつ、少し紹介する。
タイトルからすれば、まるでベンツが畑で採れるかの様だが、勿論、そんな訳ではなくて、実際には内装材の90%が天然素材で作られ、しかも、その手法であるが、低開発国への「支援」ではなくて、アマゾンの人口200人の村がドイツを代表する大企業と「対等なパートナーシップ」を結んでいる点こそが注目に値する。

著者の原後(はらご)雄太氏は、20年前の「滋賀県環境生協」の立ち上げに際して応援して頂いた方であるが、40歳代と言う若さで他界され誠に残念である。しかしながら原後氏が紹介された「そこの至る経過」は、僅かな人間たちが、夢を抱きながらスリリングに、しかし着実に展開された視点と行動は、読者に十分な勇気を与えるものだと私は敬服している。

先ずは、第一章のタイトルが【ポエマと言う夢に酔う男たち】と、なんとも素晴らしい。
ポエマとは、ポルトガル語の「貧困と環境」を組み合わせたものらしいが、もともとは「詩」と言う意味であるそうだ。

従来の車は、重量の15%程度がプラスチック部品で、その廃棄物処理が問題であるが、もしも天然素材が代替品にできれば、焼却しても有毒物質を発せず、土に埋めれば土に戻るなど環境問題が解決できると同時に、アマゾンの農民の収益を上げ、アマゾンの現実に貢献できる等と、ちょっと夢のような計画が「ポエマ計画」だ。更には、農業の犠牲のうえではなくて、むしろ持続可能な農業との共存共栄で成り立つ点が重要と考える。

ブラジルのベンツ工場で始まった試みであるが、現在では、ドイツ国内でも農家で栽培された亜麻(リネン麻)が使われ、内装材の100%を天然素材に変換されているとのことで、トヨタも天然素材への切り替えを検討中らしい。

(下へ続く)
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「エジプトの畑で採れるワタセの布団」 (その2)

(上からの続き)

使い続ければいずれ枯渇してしまう化石燃料と違って、ワタセで扱う「もめん綿」や「麻」は農産物であり、これらは太陽の恵みと農地と人間の活動があれば半永久的に生産でき、これこそが天然繊維の良さである。

こうしたベンツも試みは素晴らしいと思うのだが、しかしながら、私たち寝具業界は、ずっと昔から農業と環境の優等生であったと自負している。
「もめん布団」は日本だけではなくて、韓国をはじめ中国、インドからイランやイラクの中近東、更にはルーマニアやハンガリーのヨーロッパに至り、使用人口は30億人に上るグローバル・スタンダードであり、寝具業界は「もめん布団」を製造したり、また使用する中で、生産者の農業を支えてきた。更には、以前から「打ち直し(リユース)」も推進するなど、お客さまと共に環境の優等生であった。
しかし、最近の日本の生産状況をみても分かる様に、合成繊維や羽毛が取って代わった結果、この10年間で90%減となっている。

この本にあやかって、私は「エジプトの畑で採れるワタセの布団」 と声を大にして言いたい。

<img src=http://www.watase.co.jp/cgi/view6/viewdata/193.jpg>

エジプトの一軒の農家が、この様に手作業で収穫されるのは、年間で僅か300キロ。
これを掛け布団にすると僅か100枚しか作れないが、鉱物繊維と異なり汗を吸い、風合いも肌触りも抜群で、おまけに打ち直しをすれば一生使える優れものだ。

昼夜の寒暖差が激しいエジプトの気候と、ナイル川の豊富な水のお陰で、繊維が強い上に細くて長い「コットンの王様と呼ばれているエジプト綿」が採れる。
ワタセは、エジプトと農家の「お陰」で仕事が出来るのであって、間違っても「支援」と言う概念はない。

エジプトの風土と、そこに働く農家に思いを馳せながら、ワタセでも一枚一枚、手づくりして行きたい。
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業界では。

昨日、見逃した方は、先ずは↓をクリックしてね~♪

<a href=http://www.youtube.com/watch?v=LAvadOg3Glw><font color=red size=+1>安土の星</font></a>

3月に入って色んな出来事があるが、本日は暗く痛ましい話題。

実は、ねむはーで金曜日からフェアーを開催しているのであるが、その関係で昨日、京都西川の専務が来られ、松山市の寝具専門店さんが倒産したと聞かされた。

私「えっ? いつ?」
専務「2月28日」

そのお店は、松山市では一番店と言える程の繁盛店で、名前は<a href=http://www.anmin-sensei.com/>「八束(やつづか)さん」</a>。

そこの社長は、私よりずっと若く、親交もあって、なんと2月25日に出会ったばかり。
早速、西川産業の担当者に電話を入れれば、やはり倒産で、自己破産されるとのこと。

2月25日は、東京西川チェーンの関西地区部会(近畿・中国・四国ブロック)の集まりで、13時から21時まで、会議と食事を共にした。
彼は部会の副会長で、「今年度も頑張ろう!!」と挨拶し、いつもと変わらない感じであったのに、その3日後に倒産とは。。

彼と会えば、私は決まって「はよう、嫁さんを貰わんとあかんでぇー」から会話を始めるのだが、彼は「はい、努力してます。」と丁寧に返答するほどの生真面目な青年で、四国のラジオでは「睡眠先生」の名前でレギュラー番組も持っている。

倒産理由であるが、彼の努力が足らなかった、とはとても思えない。
銀行が追加融資を引き受けなかった、と思われる。
不景気と言ってしまえば、それまでだが、小さな会社が立ち行かない現況が確かにある。

いつの時代にも、創意工夫が不可欠ではあるが、日本全国津々浦々の「お店」が、みんな創意工夫を出来る訳ではない。
みんな、たいして贅沢したい訳でもなく、せめて一生懸命に頑張った分だけ仕事や生活を続けたいだけなのに、なんとも困った御時世である。

政治家は経済対策が急務とは言うものの、口ばっかりと思ってしまう。

まだまだ若い彼だから、どうにか再起して欲しいと願っている。
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【安土の星】 (その1)

『おっ。、 もう 3月なんだぁ~』
と、今更ながらも、春の陽気を感じつつ日記を書いている。

『もしや?』
と、先ほどツバメの巣を見に行ったが、未だ気配がなかった。

『まぁー、その内に帰って来るだろう。』
と、今日は春らしい陽気な話題で、それが【安土の星】。

ところで近頃、ご町内では[安土大好き、みんなの会]とやらが署名運動をして、その結果、「住民投票をせよ」との請願を議会に出す運びらしく、そこで集められた署名数が、なんと4000筆(有権者の40%強)を少し超えたのだから、驚きだ。

『ふーん。』である。

現在、安土町の議会議員は10名で、合併反対は共産党議員2名と、その他が2名の合計4名。
だから、普通なら「6対4」で否決されて終わりとなろうが、これから議員への工作が盛んになると思う。

しかしねー、[安土大好き、みんなの会]って、豪勢な名前を付けたもんだわ。
これじゃ、合併致し方無し派は、安土が嫌いみたいになってしまう。

まあねー、みんな長年、安土に住んでいる訳だから愛着もあるし、地域に急激な変化なんて、誰も嫌と言えば嫌なんだから、あの手この手でその辺を擽(くすぐ)ったり、脅したりすれば、『そうなんだよなぁ~、こうした問題は住民投票だよな』と、みんな思いかねない。

実際、「合併すれば、老蘇小学校は八幡の小学校に統合されるよ。だから署名して。」なーんて言っての署名集めもあるらしい。

そもそも、【市町村の枠組みって、なんぞや?】を考えなあかん。
少し暴力的に言うなら、行政サイドからは税金を取る為の枠組みであり、町民サイドからは税金を取られる枠組み、となる。
本来なら、税金の殆どが住民サービスに使われてしかるべし、なのだが、実際には、行政維持の為に多くが使われている現状だろう。

日本には滋賀県全体よりも人口の多い「市」が沢山ある。
もちろん、枠組みが大きいから良いという訳ではないが、人口1万2千人の町で行政を遂行するには無駄が多過ぎるし、スリム化しようにも限界だ。そんな訳で、行政財政改革をするのが「合併」だと言う本筋を忘れてはいけない。

(下へ続く)
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【安土の星】 (その2)

(上からの続き)

私は、町役場があるから、それが安土だとは思わないし、町長や町議会議員が居るから安土だとも思わない。合併したとしても、安土が無くなる訳でもない。

「まち」には、漢字では、この「街」とこの「町」がある。
この「街」は人が行き交う状態をさした言葉で、この「町」の方は単なる行政用語だ。

だから、「安土の町」には、税金を徴収したり、また税金を使う機関や職員が従事し、我々町民が暮らし、生活しているのが「安土の街」である。

今回の合併以降にも更なる大きな合併があろうが、それは「町」をスリム化せんとする問題であって、その目的は行財政改革をする中で「街」を豊かに存続せんが為なのである。

さてと、
ずいぶん前置きが長くなったが、いよいよ本題であるところの【安土の星】を紹介しよう。

一人はスタンドのお兄ちゃんで、もう一方は饅頭屋のオジサン。
二人とも私の知り合いで、今回の「のど自慢大会」に果敢にチャレンジされた我街の星だ。
放映されたのが深夜の為、見逃した方も多いと思われるので、「ユーチューブ」にアップした。テレビを携帯電話で録画した為、画像が悪くて申し訳ない。

それでは最初に、安土の星 パート1。
彼は「みのむしタイガース」のモデルにもなって貰った直彦君。
手には、ガソリン投入のノズル(ガン)を持ち、服装もスタンドの制服で決めている。
雰囲気はと言えば、上地雄輔風で、なかなかの男前と思うのだが、どうでしょう?

 http://www.youtube.com/watch?v=LAvadOg3Glw

お次は、安土の星 パート2。

 http://www.youtube.com/watch?v=H_IqbZcBrs4

このオジサンは、安土名物「負けずの鍔(つば)」を製造販売しておられる和菓子屋さんで、お店の名前は「万吾櫻」。
http://www.biwa.ne.jp/~mangoro/
↑お申し込みはコチラで。

残念ながら本戦には進めなかった模様ですが、まあー、お二人の雄姿をとくとご覧下さいませ。
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